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秩父ウルトラ 最終夜 [ウルトラマラソン]

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第二関門を通過し、疲労はもちろんあるものの意欲はまだ衰えていない、

と思っていた。

このまま残り26km走れるのでは、

とも思っていた。

しかし、脳の感覚と身体は別の道を歩んでいたようだ。


最初はガーミンが壊れたのではないかと思った。

ペースがキロ8分を超えていたのだ。

あれー?さっきと同じ感覚なのに。おかしいな?

次のラップでもキロ8分台。

気づいた。

遅くなってる!?

どうやら脚が徐々に動かなくなってきている、

ようなのだ。

フルマラソンでいうところの35kmの壁みたいなモノだろうか。

試練の時が来たということだろうか。
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それでもペースこそ遅いものの、歩くことは考えていなかった。

歩くのは最後の峠だけである。

そこまではなんとか…。


そんな時K12R2さんが現れた。僕を撮るR2さん。
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そのR2さんを撮る僕(笑)。
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大体苦しいトコに居る(笑)R2さんは今回、要所要所で応援をしてくれてうれしかった。
とても元気を頂きました。ありがとうございました。


65kmを過ぎ、いよいよ脚が動かなくなっている。

頑張って腕を振ってはいるが、脚が全くついてこない。

ここまで僕は1kmごとに写真と撮ってきたのだが、その気力も無くなっていた。

シャッターボタンを押すだけの行為なのだが、それすらも苦痛。

ラップも8分20秒台。

信じられない。

大会前キロ8分台というのがどんなものか体験しておこうと、マイコースを走ってみたが出来なかった。

あまりにも遅すぎてゆっくり走ってもキロ7分台だったのだ。

それがどうだ。

常連のようにキロ8分台で走っている。

ものすごく遅く見えてるんだろうなあ。


70kmを過ぎ、いよいよ息も苦しい。

キロ8分台なのになぜか凄く苦しい。

ていうか、もう脚も限界。これ以上動かない感じ。

痛み云々というよりもとにかく動かない感じ。

ああ…


歩いてしまった。

ぷっつりと糸がきれるように、歩いてしまった。

歩いても苦しい。

そんな中、折り返しで先を行くこーちさんとマルさんとすれ違う。

お互い声を掛け合って元気を分け合う。ていうか一方的に貰っていただけだけど。

特にマルさんとハイタッチしたときに、何だか今までガス欠だったのが予備タンクの存在を気づかせてくれたような感じになって再び走る気力が湧いて出た。

やはりこういった時、共通の目標を持つ仲間の存在は大きい。


なんとか再び走りはじめ、72km地点のエイド、札所32番法性寺に着く。

この時点で残り12km。

今の時刻を確認。

もう一刻の猶予も無いに近い。

とにかく歩いていては、間に合わない可能性が高い。

ひたすら走る。

といってもキロ8分台で。

最後の峠も文字通り、歯を食いしばって登る。

周りのランナーももう無言で登る。

制限時間内での完走という目標に向かう同士たち。



最大の障壁の3番目の峠を越え、最終関門秩父ミューズパークに着く、78km地点。

確信した。

イケる!

なんとかギリギリではあるが制限時間内ゴールが見えてきた。

確信したとたん、脚が痛くなってきた。

痛かったが最後は有終の美で飾りたい。

そう思い、再び走り出した。



残り3km時点での下りは僕の脚を破壊し続けていた。

それでも夢から現実になりつつあるゴールを目指したい。

まさに無我夢中なのだ。


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ついに橋を渡るときがやってきた。

ここを渡り数百メートルを走りきればゴール。

久々のフラットなロードに痛んだ脚で全力疾走。

とっても気持ちいい。


周りのランナーとも声を掛け合い、励まし称えあいラスト数分を愉しむ。


そして制限時間9分前、長いようで短かったこの大会を終わらせることができた。
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先にゴールしていたこーちさん、マルさんと。
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こーちさんは速かったなあ。ナイスランでした。来年の東京マラソンにまた当選されたようでホント羨ましい。ドンドン進化し続けそうでこれまた羨ましい。

マルさんはほぼ計画通りだったとのこと。これも嬉しいよね。なかなか計画通りに進めるって出来ないことだし。サブ4も今後計画通りにサクッと採っちゃえるハズ。


こんな感じで終わった僕の初ウルトラマラソンでした。

沿道の応援、そして仲間の応援そして頑張り、運営スタッフ、警備の方々などいろいろなものに助けられて完走できた大会でした。

ま、このあと僕の脚はとんでもない方向に行きそうなのですが(笑)、それも全て許せるくらい素晴らしい大会でした。(エイドの食事は…でしたが)

皆さんどうもありがとうございました!!

次はもうちっとフラットなところで走りたいかな…(次はあるのか!←自虐的:笑)



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秩父ウルトラ第4夜 [ウルトラマラソン]

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遂に自己最長記録を樹立した。

42.195km以上を走っているのだ!

信じられない気持ちと、あっけない感じがせめぎ合い、あっけなさが勝利した。

そりゃ、グッタリし始めているけど、倒れるほどではない。気合はまだまだ十分だ。


あと3kmほど走ると、楽しみな歩き♪

なんか矛盾している感じだが、要するに2番目の峠。今回は5kmほどを最大キロ14分で歩く予定。

いやあ、楽しみたのしみ、歩くの楽しみ!

歩くために、細かい坂を黙々と走る。

そんなこんなで待ちに待った45km地点がやってきた!

歩くぞォ!




それでは5kmの坂をお楽しみください。
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最初の峠ほどの勢いは無いが、それでも十分予定よりいいペースで歩いて(!?)いる。

でもゼイハアが多少続くようにはなってきた。

周りのランナーも似たようなモンでみんな淡々と歩いていた。

それでも、たまにいるんだよ、黙々と小刻みに走り続ける機関車のようなランナーが。

ホントに尊敬する。たとえ体力が削られても「走る」ことを選択する行為。

カッコイイ!

いつかは僕もそうなりたいと思いつつ、今回は完走することに専念しなくては。




見晴らしの良い場所に差し掛かり、道が下りでは無いことに気づき、そして50kmに到達したことも知る。
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ちなみにタイムはこんな感じ。
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上りが終われば今度は下り。

「おっしゃーっ!さあ、下るぞっ!」

てなことにはならず、これから始まる下り5kmに恐れをなしていた。

だってもう50kmも走っているんだよ。体力も脚力も結構限界なんだよ。

走り始めならともかく、そこまで走った状態で5km下るのは大腿部にかなりのダメージを与えるに違いない。

さのマラソンではその辺が判らず、下りを思いっきり走ったおかげで後半、脚が動かなくなっていた。

あれはもうゴメンだ。

そうなると脚に負担をなるべくかけずに下りたいのだが、なかなかどうしてコレが難しい。

やっぱり、後傾気味になってしまう。

急なところはジグザグで行ってみたりするんだけど、これも上手くいかない。

ココで大腿部をぶっ壊すよりはと、急なトコは歩き、すこし緩やかなトコは走る作戦に変更した。
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といったって素人の考え。そんな簡単にはいかなかった。それなりのダメージを大腿部と膝に与え、逃げ帰るように下り坂を後にした。
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ダメージは喰らったもののとりあえず、2つ目の峠を何とかした。しかし51~60km地点でこなすイベントがあと一つある。

第二関門のクリアだ。

関門クリア自体はは大丈夫、まだまだ時間はあるだろう。

第二関門で何をするか。補給をするのか、休むのか、それとも休まず進むのか。

一時は預けたドロップバッグを使わないでリタイアするのではないかとも思っていたが、その関門まであと3kmだ。とりあえず58km地点まで目指そうではないか。
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なんとかナントカ第二関門に到着。
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なんとかココまで辿り着いたぞ。K12R2さんも応援してくれていた。

エイド、エイドォーッとエイドに目を向けたが案の定同じものばかり。

せめてもうチョッと、こうコーラとかさあ、ファンタとかさあ、フルーツポンチとかさあ…と期待はしてなかったけどやっぱりホンの少し期待していた心を恨めしく思っていた矢先、R2さんから恐るべき言葉が…


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「コーラありますよ、レッドブルも、どうです?」





耳を疑った。なぜ僕がコーラを欲していることを知っているのだ?

リーディングの能力があるのか?

お、恐ろしい。

恐ろしいが故、素直にその行為に甘えることにした(笑)。

う、うまい、美味すぎる。疲れた身体にはコーラが一番だ!

R2さん大変美味しゅうコーラ、ありがとうございました。


生き返ったついでに、ドロップバッグを取りに行く。

コーラを飲んで一息ついたこともあり、あまり食べ物を欲してはいなかった。

換えのシューズやTシャツも持ってい行ったが、靴を脱いだり、ゼッケンを付け替えるのが面倒だったので着替えなかった。

それでも人生初のドロップバッグだったこともあり、中に入れていたチーカマとトマトジュースを摂ることにした。
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中でもチーカマの美味さは異常!

2本食べてしまった。みなさんもマラソン時のチーカマ、なかなかのモノですよ。是非おためしあれ!



しばらくのんびりし、「ここで終了でもいいなあ、昼寝したいなあ」なんて思っていたら、

程なくしてマルさんも合流。

顔に疲れが全くみられない。

ほぼ計画通りすすんでいるという。

流石だ。着々と準備してきただけのことはある。

そんなマルさんを見ていたら昼寝欲も吹っ飛んだ。

負けてられない!

ドロップバッグに入れといたエアサロンパスを膝やふくらはぎに吹き掛け、残り26kmを走りきる覚悟を決める。


でもまだ26kmあるんだよなあ…
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秩父ウルトラ第3夜 [ウルトラマラソン]

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20kmを過ぎた。

膝に不安があるが、今のところ致命的な問題点は見当たらない。

まあ、冷静に考えればキロ7分弱で20kmを走っているだけだから、特別何かキツイことをしているワケではない。LSDをしているようなモンである。

よーく考えれれば、これをあと3回続けるのだ。

3回か…。

3回か。

判っているけど、実際想像がつかない。

なにせこちらは42.195km以上走ったことが無いのだから。

考えても仕方ない。

無理なく行くだけだ。




この21~30km間は楽しみがある。

おにぎりマークの付いているエイドがあるのだ。

おにぎりマークは食事が出来ることを意味している。

とっても楽しみなのだ。

他のウルトラレースのレポなどを読む限り、いろんな食べ物が出てくるようで、それを文字通りに糧にして過酷なウルトラを頑張って走った、みたいなコトもよく書かれている。

うーん、なんだろ?

うどんかな?おにぎりかな?

豚汁なんかもイイよね。

コーラとかもあるんだろうか?

フルーツ缶詰なんかあるとイイよなあ!

膝の不安が多少増しはじめていたが、食事のことを考えると結構頑張れるもの。

28km過ぎのエイドを目指し黙々と走る。

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目的のエイドに到着だ!わーい、わーい!

エイド、エイド!

さてさて、何があるのかな?

えーと、右から水、スポドリ(アサヒH2O)、レモン、薄皮ミニあんぱん、塩飴。

えーと、右から水、スポドリ(アサヒH2O)、レモン、薄皮ミニあんぱん、塩飴。



ん、もう一度確認と。

えーと、右から水、スポドリ(アサヒH2O)、レモン、薄皮ミニあんぱん、塩飴。



あ、あれ?

これだけ?

他に何かあるのでは?と周りをよく見回す。







いいニオイがしているのでは、と鼻を働かせても公衆トイレが目の前にあるだけだ。



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お、おう。

驚いた様子を悟られないように、薄皮ミニあんぱんを食す。

いつもならかなり好きなパンなんだけど、裏切られた感でなんだかムカつく味のような気がした。

そんなに食べたくなかったけど、HNがアンコニーだしね。

とりあえずもう一個。

レモンをどうしようかと思ったけど、周りの人が絞ってスポドリに入れていたので同じようにマネする。

これは、なかなかイイ。

以降レモンがあるエイドでは必ず行うことに。

かなり悲しい気分でエイドを後にした。



このエイドのちょっと前でこーちさんに追いつかれた。

こーちさんは全く疲れた様子も無く、まだまだ行けそうな感じ。

まったくタフな漢だぜ。

ここを最後に僕はこーちさんに追いつくことは無かった。


21~30kmのラップ。
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この区間、予定ではキロ7分20秒で走ればよいことになっている。

また、ペースアップ気味ではあるが、無理したスピードではないし、良い貯金ができたと思うことに。





さてさて30kmを過ぎ、多少疲れが出てきた。

空気は乾燥しているけど、直射日光は結構厳しい。

腕に触れてみるとなんだかザラザラしている。

汗の塩分が結晶化したらしい。これはアクアラインマラソンのときにも体験した。

日差しが体力をすこしずつ、奪っている。

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秩父・長瀞らしい情景。川下りを楽しんでいる人も手を振って応援してくれてる。

結構疲れてきているけど、こういう応援にまた気力が湧く。

しかし、段々とその湧いている時間も短くなってきていた。

そんな時、奇跡が起きた!

「びーぼよりうまいのびーぼだけ」と口から謎の呪文が自然と飛び出してきたのだ。

元ネタは「VIVOより美味いのはVIVOだけ」だろう。

…ご存知の方はいらっしゃるだろうか。あえて割愛させていただく。(知らない方はググッてみて!)

本当にウソでも何でもなく、マジでこの台詞が無意識に口から飛び出してきたのである。

「びーぼよりうまいのびーぼだけ」

これがラップの曲みたいに口ずさみながら走ると、すごく楽に走れてしまうのだ。

まあ、ラップというよりも『8時だよ全員集合』の早口言葉のコーナーの歌みたいな感じといえば良いだろうか(若い人は知らないでしょうね、これもググッて!)。

苦しくなってきた身体が自己防衛の為に編み出した自分を鼓舞するビート。

「びーぼよりうまいのびーぼだけ」

恐らく呼吸のタイミング、腕振り、脚を出す速度、これらがこの台詞と絶妙にシンクロしたのであろう。

サブ4ペースではかえって走りづらくなると思われる。

まさにウルトラの為の究極の呼吸法。

美木良介のロングブレスよりも今は使える!


「びーぼよりうまいのびーぼだけ」

「びーぼよりうまいのびーぼだけ」

「びーぼよりうまいのびーぼだけ」…

この台詞を吐きながら黙々と走り続ける。

そんな中、また元気を貰える人と出会えた。

なんだか遠くからカメラを撮っている人物がいる。

ん、オールスポーツの人の割にはカメラ小さいし…なんて思っていたらK12R2さんだった。

約束どおり、応援に駆けつけてくれたのだ!

感激!!うれしいなあ!

今後も各ポイントに出没してくれるとのことで、なんだか逆に身の引き締まる思いとなった。

「いいかげんな走りはできないぞ」と。

パワーをもらい、R2さんとは雑談した後、一旦お別れ。

まったく大した漢だぜ!



この31~40km区間でもイベントがある。

38kmを過ぎたあたりに第一関門があるのだ。

ややペースダウンしたものの、当初の予定よりは貯金ができており関門突破は達成できそう。

それにVIVOパワーとR2さんパワーのおかげで少し回復もしたようである。


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きっちり第一関門は突破。関門時間の1時間以上前に着くことができた。膝次第ではダメかもと思っていたので素直にウレシイ。


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やっとここで、梅のおにぎりに出会う。これまた素直にウレシイ。


この後45~50kmでは最大の坂がその行く手を阻むはずだから、と3分以上十分に休憩をさせてもらい関門を後にした。

第一関門を後にしてまもなく、マルさんの旦那さんに追いつく、というより旦那さんは歩いていた。

旦那さんの実力ならもっと速いハズ。表情もキツく無さそうだし何かあったんだろうか、飽きちゃったのかなとも思ったが言葉にはせず、先に行かせてもらうことに。


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踏切を渡り、


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橋を渡り、


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40kmを通過。


31~40kmのラップ。
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今後ガクッと落ちることは十分考えられるが、貯金も少しあるし、今のところよく頑張っているゾ。



40kmを通過し、疲れがごまかし切れなくなってきているようだ。

頑張って今までとさほど変わらないペースで走っているつもりでも、ガーミンを見るとかなり遅くなってきていた。

確実に走力、体力、精神力をガリガリ削られはじめているようだ。マズイ。

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ジェルなんかも投入したり、VIVOを奏でたりしながら何とかその削りに激しく対抗。


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そうこうしているうちに、遂にこの時がきた。42.195kmを越え、未知の距離を体験する時が来たのだ!

うおおおおーっ、怖えーよ。どうなるんだよ。大丈夫かよ。

そんな心配をあざ笑うかのように、最大の峠が手ぐすねひいて立ちはだかるのだった。



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秩父ウルトラ第2夜 [ウルトラマラソン]

最初の10kmはキロ7分ペースで行く予定。

ただあまりストレスになってもアレだから、ある程度自分のペース感覚で。

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武甲山が遠くに見える、あの近くまでは行くはずだ。

早い時間だってのに、沿道には応援の市民の方々。

やっぱり嬉しくなって応えてしまうよ。なんだかいい気分。


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早速4km地点辺りから上り坂登場。

今回、坂で歩く箇所は決めている。17~19km地点、45~50km地点、75~78km地点の三ヶ所。

どれもが峠。これ以外の坂はよっぽどな坂以外は小刻みでも走るつもり。

コレくらいの坂ならば上りまっせと小刻みに走る。


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朝日も昇り始め、だんだんと武甲山が近づいてくる。標高1300mくらいの山だそうだ。なんだか存在感がスゴイある山で秩父の守護山のよう。ドラクエに出てくる町のようだ、秩父は。


7kmを過ぎたころあたり。

ここで心配だったことが発生。右膝が少し痛む。

ああー、やっぱりキタね。きましたよ。

実はここ数ヶ月右膝内側が痛む。前は左膝だったのにそっちはいつに間にか痛みが消えていて、何故か右に移っていた。かばっていたのかな?

日常生活にはほぼ問題無いけど、長い距離走ったり、スピードを上げるとぶっ壊れそうな感じ。

ま、病院行けって感じなんだけど、以前足首を痛めて整形外科に行ったとき、あまり印象が良くなかった。

それから行くのを躊躇していて今に至るって感じ。

なので一応想定内のこと。だけどちょっと早く訪れ過ぎなんじゃないの?って感じ。

ある意味、この膝がいつまで持つかが勝負どころだと思っているので、あまり飛ばさないで計画通りゆっくりとゆっくりと行かなくちゃ。ゆっくりだぞ。







って思っていたんだけどね、アレだよ、やっぱり自分に正直でいたい(キリッ)!


その結果がこれでさぁ。
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10kmまでのペース。やっぱり予定よりオーバーしている。10kmはトイレに行っていたので少しロス。

うーん、どうかなあと思いつつ、走っているけど初めてだから判らない。

あとあと響いてくる気はするんだけど、まあコレくらいなら大丈夫かな。

ダメでも次に繋がるからいいか。

そんな風に考え、次は抑えようと10km地点を通過。
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給水はしないで、次に向かう。


ちなみにどんな装備かだけど、YURENIKUIとspibeltの二部構成。

YURENIKUIにはOS-1、shotz(グリーンプラム・コーラバニラ)、ワンセコンド(クリアレモン)、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、スーパーヴァームの顆粒、小梅ちゃん塩、各種薬、ウェットティッシュなどを入れ、spibeltにはスマートフォン。

それに調子に乗ってデジカメを持ちながら走っていました。テヘ。


膝が気になるものの、まあまあ快調なアンコニー。

あー、ぜってーこの飛ばしがターニングポイントだぜ、この最初の10kmがターニングポイントだぜと思いつつもこんな上りはコツコツ走るぜ!
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さて、次の10km。11~20km地点では嬉しいことが待っている。

ソレは…

一つ目の峠があることだ。

17~19km地点で待っててくれる。

ここはキロ14分以内で存分に歩くことができるのだ。

どれだけの坂なのかわからないが、ちょっと小休止的に歩けると思うと心底ウレシイ。

結局、走るのが嫌いなのかと再確認なのだが、別にかまわない。どうでもいい。

とりあえず、あと数キロでラッキーゾーンに突入だ。


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17km付近、そろそろゾーン突入か?

と歩く準備を始めるが、それほど急ではないので走りを続ける。

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ウホッ、そろそろだ、さあ歩くぞ。

といつでも走るのを止める用意をしているが、うーん、もうちっと走ってみるか。

意外に走れる、あまり無理をしているわけでもない。流石に坂で無茶をするほど状況を飲みこめていない程ではない。あれ?じゃ何?なんで走れるの?ガーミンの誤動作かしら?そんな風に思い始めた矢先、やっと理想の歩ける坂がキタ!

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周りのランナーも同じ戦略のようで一斉に歩き始める(笑)。


ああ、歩くって素晴らしい!

やっぱり、人間歩いてナンボだよ、うん。

走るなんて邪道だよ、邪道。

…なんて感慨にふけている時間は短かった。

予想よりも短い時間で夢のウォーキングタイムは終わってしまった。

苦手な下りのはじまり。

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後傾して走ってはいけないことは判っているんだけど、なかなかねえ。

さっき上りで使うはずだった時間が大幅に貯金できたので、下り坂にその分を充て、腿・ふくらはぎのダメージを最小にするように努める。

そんなこんなで最初の峠はちょっと拍子抜けする感じで通過するコトができた。

膝もなんとなく違和感のような痛みが少しずつ大きくなってきてるけど、まだ大丈夫。

いぼ痔で例えるなら、まだ顔も出していない状態。

「ごめんください」の「ご」ぐらいだろうか。

あ、そうそうCW-Xのインナーもイイ仕事を今のところしている。

擦れなどの痛みも無いし、すこぶる順調。

「意外にイイ感じかも」なんてほくそ笑んでいるウチに20km通過。
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タイムだって若干まだ飛ばしている感があるが、今の状態にしっくりきている感じだし、無理にスローにしなくても良いのではとも思える。
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うん、うん。なかなか。やるね、僕。

やるじゃない、アンコニー。

「ああ、コレ、いけんじゃね?」

まだ、1/4程度しか完了していないのにちょっと皮算用のそろばんを弾く夢を見始める。

人間とは強欲だ。

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秩父ウルトラ第1夜 [ウルトラマラソン]

午前3時半に目覚めた。

浅い眠りだったけど、寝た感は十分にある。

ヤバイ、キタ、遂にきた。

キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!

走りに興味の無い人には全く理解できない、ワケのわからない距離に挑戦する長い一日がきた。


まずは深呼吸をする。

ヤバイ、キタ、(以下略)…。



気合を入れて朝ごはん。

おにぎり2個、豆乳、チーカマ、バナナ、OS-1を喰らう。

レース前に甘いものは食うなという岩本コーチの教えを素直に聞くことにする。

なので一応買っていた(知ってて買うなよ)大福は食べない。

アンコニーの名折れだ。

まあ、いい。

これも完走するためだ。

アンコニーのひとつやふたつ、どうってことはない。

くれてやろうではないか!(誰に?何を?)



そして着替え。

フルのときもやっているが、まめ、水ぶくれのできそうなトコにはあらかじめテーピング用のテープを貼る。

もちろん乳首にもバッチリだ。

ただ、この装備、実証済みなのは42kmまで。

それ以上の距離はどうなるのか、ちがうトコが擦れて痛くなるのか。

そういえば、岩本コーチは本の中で言っていた。

「肛門にもワセリンを」って。

なんだか「アルジャーノンに花束を」みたいだ。

しかし、今回はCW-Xのスポーツショーツを履いているのだ。

タイツを履くために履く(ややこしい)インナーだ。

これで肛門が擦れたらワコールに文句のメールを送ってやろう。擦れた肛門の写真付きで。

なので肛門ワセリンはパス。

そのかわり、アミノバイタルパーフェクトエネルギーを飲んでやることにした。



なんだか高揚して気合が入る。

アニマル浜口が「気合だ、気合だ、気合だ!」っていうのが今頃になってなんとなく判る。

他の準備を済ませ、ドロップバック(58km地点で受け取ることができるバックのことね)を持ち、気合を入れて会場に向かう。

多くのウルトラ戦士、もしくは戦士予備軍(僕も)が会場に集まっていた。

みんな恐ろしく強そうだ。

手刀でスイカが割れそう、五寸釘を額で打ち抜けそう、そんなオーラが漂っている。

そんなオーラに飲み込まれそうになったとき、チーム75Tシャツ(ノースリーブ)を着ていた紳士風な男性がいた。

地獄に仏とは正にこのこと(違う?)だ!

おそるおそる尋ねてみると、こーちさんだった。

こーちさんは物腰がとても穏やかで丁寧な紳士であった。

今年の東京マラソンでサブ4を達成し、そして何と来年の東京マラソンも当たったという今まさにノリに乗ってノリまっくている、あやかりたいくらいの人物なのである。

ホッとしながらお話していると、まもなくマルさんと旦那さんともお会いできた。

みんなドキドキしている感じがあるが、心から参加を楽しんでいる、そんな印象を受けた。


朝5時。説明になり、
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カウントダウンが始まった。
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これから始まる12時間をめいっぱい使うことになるのか、それとも関門で悔し涙を流すのか、それとも別のアクシデントでリタイアとなるのか、全てのコトを12時間後の僕は知っている。

鳴り響くカウントダウンの中、こんな馬鹿げた(!?)イベントに参加できる喜びを味わっていた。

全ての人間が好きなことをやりたいように出来るとは限らない。

やりたくても出来ない人間はごまんといるだろう。

そういった意味では自分は幸せだ。

12時間後、必ず何らかの結果が待っているわけだから。しかも自分の好きなことをして。

そんな感慨にふける中、遂に5秒前。





3

2

1ッ、

スタート!


好きなことをできる幸せに感謝しつつ、力いっぱいぶつかっていく覚悟を決めた12時間がはじまった。
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あれー?今回は30kmくらいまでお届けするハズだったのに…


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秩父ウルトラ第0.5夜 [ウルトラマラソン]

『ウルトラは胃腸との勝負でもある』みたいなこともよく書かれているようで、その辺も少し意識してみる。

まあどうしていいかよくは判らないので、大会3日前からとりあえずビオフェルミンとサクロンを毎食後摂取。

腸にはビオフェルミン、胃にはサクロン。

こんなんでいいのか!?

なんか違う気がしたが、便通の調子は良かった気がした。おほほ。


鉄分アップを図る意味で明治ラブとプルーンも朝晩摂取、3日前からでは絶対に間に合ってないハズだけど(笑)、プラシーボパワーで乗り切ることにした。


ウォーターローディングってのもやってみた。

今もこのウォーターローディングというものも何なのかよくは判ってないのだが、トイレに行き過ぎなくて済む魔法だと思うことにした。

経口補水液OS-1っていうの?これをどんな時にでも飲むことにした。

ご飯にOS-1、パンにOS-1、パスタにOS-1、そんな感じで。多分間違っていると思う(笑)。


そんな感じで体調を整え、迎えた大会前日。

次の日は12時間近く走り続けるのだ。

相当な疲労になるに違いない。

また、事前の体力も整えておかなくてはならない。

そのためには睡眠だ。

ここだけは慎重になろう、譲れないぞと、金曜は猛ダッシュで退社し、猛ダッシュで寝た。

…のハズだったのだが、緊張したのか2時間しか眠れない。

ムムム、マズイ。と目を閉じるが全く眠れない。

眠れない、ねむれない、ネムレナイ、ねむ…ね…

なんて風に眠れたらよいのだが、ヤッパリ眠れない。

このまま布団に潜っていても時間がもったいないだけだ。

プランBに変更だ!


プランB、簡単に言えば早めに車で現地に行き、車中で寝るという作戦。

運転で多少疲れるだろうし、焦らずに済む。

さっそく遅めの夕食(コンビニのミートソースとブリトー)をOS-1で流し込んだ。

その後、シャワーで身を清め、顔にはペインティング、サバイバルナイフを腰に挿し、赤いハチマキを頭に巻きながらM60を持ったイメージで颯爽と車に飛び乗った。

ベトナムに乗り込むつもりで。


2時間弱で現地の臨時駐車場に到着、時刻は午前1時。

運転したおかげで、程よい疲労が発生している。

うん、うん、イイぞ!眠くなってきたんじゃないか!

今から寝れば、3時間くらいは眠れるハズ。家で寝た2時間と合わせて5時間。予定通りだ!

おやすみなさーい…

と窮屈な車内で深い眠りに落ち…



なかった!


寒い、さむいのだ!

何℃だが知らないが、さすがは埼玉の怒りの戦場、チチブ!

易々と戦場では眠らせてはくれないらしい。

フフ、望むところだ。

こんなこともあろうかと、ジャージと毛布を車内に積んでいたのだ!

チチブは少し驚いていた。


これらを身にまとい、驚いて口をあんぐりと開けているチチブをよそに、今度こそ眠りに落ちるのであった…



すいません、次回からレポります。



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秩父ウルトラ第0夜 [ウルトラマラソン]

なんとか完走できた秩父札所めぐりウルトラマラソン。

何度も言いますが、どこが札所でどこが名所だったか全く判りませんでした。

いや、ちゃんと案内されていたハズですがそんな余裕はこれっぽっちも無かったいうことですな。


ダメージで右膝も壊れております、内側が。

鵞足炎なのか何なのかイマイチ判りませんがバンデリンでしばらく様子をみてみようかしら、医者行く時間も無いし。

今週一週間はゆっくり休養に充てようと考えております。


さて、早速どんな大会だったのか報告したいところではありますが、その前に僕がどんな走者でどんな用意をしたのかをお伝えしてみたいと思います。

何かの参考にチョッとでもなれば・・・いやならないか、まあいいや。

コホン。



さて、僕は2年前の夏に走りはじめ、去年の10月、千葉のアクアマリンマラソンでフルマラソンデビューをしました。

その時のタイムは5時間ちょっと。

もうちょっとイケると思っていたのですが、意外に傾斜のあるアクアラインに脚力を奪われてしまい、後半は苦しくて苦しくて歩き走りを繰り返し。


二回目のフルマラソンはその1ヶ月半後に行われた栃木のさのマラソン。

これは4時間22分。

進化しましたが、25kmくらいでの下り坂を思いっきり飛ばしてしまい、腿がダウン。後半強風にも悩まされ、シューズの紐も途中で解けてしまい、紐対策を練るきっかけとなりました。


三回目は今年の1月、茨城の勝田マラソン。

ここで念願のサブフォー達成(ギリギリでネットタイムだけど)。

イメージどおりに事を進め、終盤ペースが落ちてきましたが、最後は気合と根性でなんとか無理矢理もぎ取りました。

多分、今まで生きてきた中で一番死に物狂いになったいた思います。

このときも最後のアップダウンには絶望感を覚えたなァ。


ほんで四回目は茨城県の古河市で行われたはなももマラソン。

コレは4時間半チョッと。

脚が痛くなったのもありましたが、気合が足りなかったと後になって思います。勝田で満足しちゃったというのもあるでしょうね。

あらためてマラソンはメンタル的な面も重要だなあと思った大会でした。


僕のフルマラソンはこんなモンです。

その後は大会らしい大会といったら、埼玉県で行われたもろやまトレイルランという鎌北湖周辺のトレイルを走る大会ぐらいです。

この時感じたのは他のランナーに比べて圧倒的に脚力、それも登り坂や山道を登り切る力が不足しているということでした。これはかなり勉強になりました。


こうしたことを踏まえて、秩父ウルトラ参戦を決定してからちょっと意識したのは圧倒的に弱い、上り(登り)をどうするかということでした。

そのために筑波山や鎌北湖周辺、キタタンでの練習などをさせていただいた。

これでほんのチョッピリ自信は付きました。もう少し練習したかったところはありましたが、以前よりはマシになったであろうと思えるくらいにはなった。

ただ、不安なことはいくつもある。

その代表として二点。

ひとつは距離への不安。

フルマラソン以上の距離を走ったことが無い。

これが一番かな、なんせ未知の領域。

結局本番まで42km以上どころか、35kmくらいしか走らなかった。

安心を得るという意味でもフル以上の距離は踏んで置くべきだったなあと。

そしてもうひとつの不安はは、下り坂の対応。

これは未だどうしていいか判らない。

特に長い距離を走った後、更に下り坂を走る際、どうやったら脚にダメージをあまり与えないで走るのかが判らない。

本なんか読んでも今一ピンとこない。



なので上りは激しく急な坂以外はなんとかなりそうな手ごたえを感じたものの他については不安を抱えたままの見切り発車でした。



それでも一応、やれるだけのことはやっておこうといろいろ準備はしたつもり。

ちゃんとペース表やエイドのマップも用意しましたよ。
0096 (2).JPG

いろいろ検討したのですが、考えれば考えるほど頭がコンがるので、プランAとしては10kmごとにキロ7分、7分10秒、7分20秒、7分30秒というように10kmごとに10秒プラス。ただし急な坂ではキロ14分で歩いてよい、というルール。

プランBは、疲れて頭が混乱したときに備え、42kmまではキロ7分10秒、43kmからはキロ8分10秒、ただし坂はプランA同様キロ14分でOK。というシンプルプラン。

あとはマップに厳しい坂の場所やエイドの情報もマーカーでわかりやすく塗ったりしてビニールに包み完成。



58km地点のエイドで預けることができるドロップバッグの中身も吟味しました。
0096 (1).JPG

ジェル的なものはもちろんですが、目玉はチップスターとチーカマとフルーツ缶。

チップスターとチーカマはしょっぱいものが食べたくなるであろうと予測して。

フルーツ缶はもろやまトレイルランのエイドで食べたときあまりにも美味しかったから。あとは岩本能史コーチの受け売り(笑)。

実際にコレを開けるときはくるのか、その前に関門で引っかかるのか。

いろんな思いを空想しながら、袋に詰め込むのでした。




あー、長くなりすぎた…

もっと短くするつもりだったのに…

ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。

続きはまた次の夜にでも。


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84kmだけどウルトラマンの仲間にしてもらえるよね? [ウルトラマラソン]

今日行われた秩父札所めぐりウルトラマラソン。

期待と不安の渦巻く中、参加して参りました。

札所なんかひとつも見ないで(笑)黙々と走った結果、何とか制限時間9分前に完走することができたよ!

イヤッツホウーー!

ただ苦しくて苦しくて脚が動かなくて、大層疲れましたとさ。



そして、マルさん、マルさんの旦那さん、こーちさん、K12R2さん、いろいろお世話になりました。
ありがとうございます。


詳しいことはまた追々と。


今日は爆睡するぞー!


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秩父札所めぐりウルトラマラソンにエントリー [ウルトラマラソン]

遂にクリックしてしましました。

秩父札所めぐりウルトラマラソンという大会のエントリーに。

「ぐるぐる回ってバターになる」のマルコさんの秩父札所めぐりウルトラ・コース見学の記事を見ているうちに、段々と参加したい気持ちが高まっていました。

それでも残暑が残る9月下旬ということ、主催者自ら「大変厳しいコースです」と言っていること、フルマラソン2倍の距離ということ、そして何と言ってもあの高低差を乗り越える自信が無いこと、これらのことが頭から離れず躊躇していました。

ですが、そのマルコさんが記事の中で書かれていた「(あと)2ヶ月」という言葉が、僕のなかでいろいろ考えるきっかけとなりました。

もしエントリーしたらあと2ヶ月で僕はどこまでできるのだろう、どこまで自分と向き合えるのだろう、諦めずに歯を食いしばるのか、それとも自分を甘やかすのか、と。

そう考えると、苦しいかもしれないけど、同時にとっても楽しく充実した2ヶ月にもなるような気がして、ポチってしまいました。

今の僕の走力では完走は絶対に出来ません。これは自信があります(笑)。

そこをどうやって完走を目指すのか、常に自分と問答を繰り返す濃い2ヶ月になりそうです。


マルコさん、共に頑張りましょうね!


という訳で今日はまずは寝るぞ!



秩父札所めぐりウルトラマラソン開催まであと64日(ヤマト風に)。


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ウルトラマラソンなんてできない [ウルトラマラソン]

0021.JPG



サブ4達成したら挑戦しようと決めていたウルトラマラソン。

ネットタイムだが、先日の勝田マラソンで無事その挑戦権を獲得した。

『挑戦権獲得』…アタック25みたいで、いい響きの言葉だ。

そんな大事な大事なアタックチャァ~ンスを経て得た挑戦権だが、ここに来て悩ましい問題が発生している。


ウルトラマラソン、その名の通りフルを越える距離を走るが故、競技時間が長い。

100kmの大会などでは制限時間14時間ぐらいが標準だろうか。

その競技時間の長さのためスタート時間が早い。

そうすると大体は前泊してのレースとなってしまうわけだ。

問題はここだ。

僕は今のところ前泊できる生活状態ではない。とりあえず今年あたりは。

絶対出来ない訳では無いのだが、かなり無理をすることになる。出来れば避けたい。

僕の住んでいる場所から泊まらずに参加できるウルトラの大会だと小江戸大江戸200kフットレースの小江戸コース(91km)がイイ感じなんだが、もちろんもう締め切りは過ぎている。

3月3日開催だから、もちろん練習なんかできなかったし。まあ、しょうがない。



ちなみに僕が今出てみたいウルトラマラソンの大会は以下の5つあたりかな。


チャレンジ富士五湖

いわて銀河100kmチャレンジマラソン

四万十川ウルトラマラソン

歴史街道・丹後100kmウルトラマラソン

サロマ湖100kmウルトラマラソン


ウルトラなんて一回もチャレンジしていないけど、サロマは是非走ってみたい。


今からなら奥武蔵ウルトラマラソンなんかもイイんだけど、参加資格として【3年以内に70km以上のウルトラマラソンレースを完走した経験】が無いと駄目だし(こっそりウソをついて参加しているランナーもいるみたいだけど)。


今年の6月に行われる東京・柴又100Kは条件的には文句無しだけど、他の皆さんが言われているようにコースがつまんなそうなのとその金額(込み込みで18900円)。

泊まる事と交通費を考えればお得かもしれないけど。ちょっとコースがねぇ…。

確かに河川敷を永遠と走るのは…うーん。

自分で走った方が…、



ん?

自分で?


そうか、その手があったか。


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